映画/パプリカ

パプリカ (新潮文庫)

パプリカ (新潮文庫)

パプリカを見てきました、くるくる画面が変わっていくのが面白かった。小説は読まずに見たのだが、どういう話になっているのだろう。
長く細かい語りになりそうな説明は省略されているかも、とけ込んで行く夢の精神世界についての語りは少ない。「夢の捜査」というのが重点的に描かれていて精神云々の設定であったり、キャラクターたちの内面が深く描かれているわけではないので少し安っぽい印象をうける。映画であり、時間に限りがあるので細かい説明が省いているのは仕方がないかもしれないが、もしテレビアニメであれば細かく人物像から描かれていただろう。終着点がはっきりしている分、見終わった後はすっきりする映画。案外、原作見ずに映画から見た方ががっかりしなくていいと思う。